発達障害と、仕事と、受験と、時々不登校。生きづらい親子が自分達らしい生き方を見つけるには。

ADHD持ちの私と、程度は違えど同じ特性持ちの娘2人。上手くいかないことばかり、でも楽しく生きていきたい。そんな日々を綴ろうと思います。

教育って誰のため?

次女の転校にあたって、転校先の管轄の自治体の教育委員会ヘ、手続きの申請をしたい旨を伝えた時のこと。

思いも寄らない返答が返ってきました。


『特段の理由がなければ、基本的には認められません』



私は若干の苛立ちを覚え、少し強い口調で電話口で対応されている方に言いました。

『子供が学校に行けない、それで転校を希望している。これは特段の理由だと思いますが。』


しかし相手方の反応は、非常に消極的なもの。

教育現場が良くならない理由がわかった気がしました。


そして、『こちらの審査の結果によってはお断りさせて頂きます』

とのこと。


審査?

いったい何の?


私は呆れて、言葉も出ませんでした。





学校教育って、誰のためにあるのか。


全ては、未来を担う子供達のためにあるのではないのか。



子供も親も、理由がなければ転校はしない。

それは苦渋の決断だ。

なぜそれを、教育に携わる人間が理解してくれないのか。



学校によって、こんなにもサポートや理解度が違うのに、教育を受ける側が、学校を選べないなんて。



間違っている。

絶対、間違っている。






子供のために、教育委員会とは納得がいくまでとことん話し合うつもりだ。

当事者にしかわからないことは、どんどん現場に伝えていかなければ、現場が良くなるはずがない。



娘のために、そして、私達以外にこんな悲しい思いをする親子を少しでも減らすために。



私は、闘う。

できる限り。