受験は大変。
私には2人の娘がおり、娘2人とも程度は違えどADHDと診断されています。
その長女が、今、大学受験真っ最中です。
発達障害者にとって、受験はとてもハードルの高いものです。ADHDは、特性ゆえに集中力が切れやすく、やる気を持続させることが難しい。気持ちの切り替えが苦手なので、一度やる気を落としたら、そこから取り戻すのも、なかなか大変です。段取りが極端に苦手なので、計画的に学習し受験の準備をするのも、困難を極めます。しかし、発達障害だからといって、受験においては何のハンデもありませんので、工夫をしながら、なんとか準備をすすめていくしかありません。
長女は小さい頃からとにかくのんびりタイプで、いわゆる『不注意優勢型』です。努力をすること、努力を持続することはとても苦手でしたが、理解だけは人一倍早かったため、勉強はできる子供でした。小中学生くらいまでは優等生で、高校も地域トップの進学校に入りました。
しかし大学受験ともなると、膨大な範囲の学習を求められ、科目数も劇的に増えるため、受験勉強は計画的に取り組まなければなりません。長女はそこで見事につまづきました。これまで何度も全国模試などを受けて、返ってきた結果に愕然とすることもあったのに、翌日には結果が悪かったことなどケロッと忘れてしまうので、悪かった試験の結果表ほどすぐ目につくところに貼り、危機感を思い出させるようにしていました。
直前の集中のみでこれまでやりこなして来た長女にとって、受験はひときわ長く苦しいものに感じたようです。
先日、運命の大学入試センター試験がありました。見事に、目標としていた得点率より10%も低い点数を叩き出しました。
国公立大学二次試験に向けて、あと1カ月。発達障害のある長女にとって、受験勉強は、自分の特性·弱点と向き合い戦うことでもあります。
母親の私が協力できることとして、分子栄養学を学習&実践し、栄養面から娘をバックアップしています。
どのような結果になるかはわかりませんが、凸凹親子でも結果を出せるように、親子二人三脚で頑張りたいと思います!
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。