長女が受験する大学の出願先について、昨日、長女はセンター試験後の業者判定結果を高校へ持参し、信頼できる数人の先生に意見を聞き、考えをまとめました。
受かれば、自分の最終学歴になるかも知れない大学。
受かっても落ちても、後悔しない選択をする必要がありました。
彼女自身が出した結論は、かねてより志望していた第一志望の大学ではなく、それ以外に検討していた大学のうちのひとつでした。
選んだ理由として、彼女が一番学びたい分野を学べる学部、学科であるということ。
第一志望の大学ほどではないにしろ、十分に魅力的な大学であるということ。
第一志望の大学よりも都心部に近いこと。
元々、他県の大学に行きたいという思いがあったこと。
そしてやはり一番の理由は、第一志望の大学よりも、遥かに合格に手の届きそうな位置にあった、ということです。
センター試験最後の年であるため、浪人覚悟で崖っぷちからのチャレンジ受験は、やはり選ぶことはできませんでした。
私は、それで良いと思いました。彼女自身が悩みに悩んで、自分できちんと出した結論です。
それを聞けたことは、本当に嬉しかった。
あとはひたすら、彼女が決めたことを応援するのみです。
祖母(私の母)ヘこのことを伝えると、最後まで第一志望を受けるものと思っていたようで、大変ショックを受けていました。
それもそのはず、仏壇に第一志望の大学のパンフレットをお供えして、毎日手を合わせていましたからね。
祖母の気持ちもわかります。私も実際のところ、初志貫徹で最後まで諦めないで挑戦して欲しかった思いも、心のどこかにわずかながらありました。
しかし、大学で学ぶのは本人。彼女が行く大学です。私達家族が行くわけではないのです。
彼女が納得して決めたのだから、それを支持しない理由はもうないのです。
学校から帰ってきた長女の表情は、すっきりとしていて、もう迷いはないんだな、と感じさせるものでした。それを見て、私も心底安心しました。これで、心ゆくまで二次試験の対策に集中することができます。
試験当日は、私も大学に同行します。帰りに美味しいご飯を思いっきり食べて帰ろうね!と笑顔で話しました。
不安しかなかった受験が、少し、楽しみになりました。
泣いても笑っても、あとわずかです。
残り少ない時間でどれだけ仕上げる事ができるか。
勝負はここからです。